災害から命を守る先人の知恵をこの1冊でぜひ学びましょう。
■今回の1冊

「天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災」
磯田 道史 (著) /中央公論新社
内容紹介
豊臣政権を揺るがした二度の大地震、一七〇七年の宝永地震が招いた富士山噴火、佐賀藩を「軍事大国」に変えた台風、森繁久彌が遭遇した大津波。
東日本大震災後に津波常襲地に移住した著者が、史料に残された「災い」の記録をたどり、「もう一つの日本史」を伝える。
富士山の火山灰はどれほど降るのか、土砂崩れを知らせる「臭い」、そして津波から助かるための鉄則とは。