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2018/1/2
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「防災公園」では、防災設備も東京都が整備を進めています。
○防災トイレ
給水や電気などが止まっているときでも利用できるのが「マンホールトイレ」です。
このトイレは、下水道管までの取付管に沿ってマンホールを設置し、災害時にはマンホールのフタをはずして便器を取り付け、他人から見られないようにテントを張って使用します。
○公園灯
ソーラー発電によって、公園灯を照灯することができ、この灯かりが目印となって避難場所を特定することができます。最近では通常時も補助光となるLED発光併用型のソーラー発電灯も設置が進んでいます。
○かまどベンチ
公園にある何気ないベンチが、災害時には座る部分をはずすと“かまど”になります。これで火を起こして、炊き出しなどができます。
○揚水ポンプ
水道などのライフラインがストップした時に利用できる、手動で汲み上げる水道ポンプです。これで生活用水を確保できます。
○ヘリコプター臨時離着陸場
震災で陸上の交通手段が寸断された場合に、救出・救助活動や、消防活動、物資の輸送などに大きな役割を果たすのがヘリコプターです。大規模救出救助活動拠点候補地に指定されている公園では、自衛隊等の大型ヘリが使用するヘリポートスペースがあらかじめ設定されています。普段は、野球場や競技場、広場などとして使われている場所が臨時のヘリポートとなります。このような公園には、屋根に場所を示すヘリサインが表示されている建物があることもあります。また、重篤患者や医療物資の搬送や、その他の目的でヘリポートとして使用される施設もあらかじめ指定されています。
防災にとって公園はとても重要な役割を担っています。地域のコミュニケーションツールでもあるので、ぜひ防災公園へ散歩に行ってみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら
https://www.tokyo-park.or.jp/special/bousai/basyo.html