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2017/11/14
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12日午後にイラクとイランの国境地域で起きたマグニチュード7.3の強い地震。この地震による被害は、死者400人以上、負傷者7000人以上に上り、2017年に全世界で起きた地震の中で最大の被害規模だと報告されています。
被害が大きかったのは山岳地域が多く、被災地に向かう道路が土砂崩れなどで寸断されたために救援活動は遅れており、死傷者の数はさらに大きく増える恐れもあると報じられています。
米地質調査所の発表によると、イラン西部では大地震の後にマグニチュード4以上の余震が断続的に続いており、れんがなどで造られた耐震性の低い建物や家屋が相次いで倒壊。被災地では停電や通信途絶が発生していると伝えられ、被害の全容は未だ判明していません。
今もなお、多くの方々が救助を待っている状況が続いています。これ以上被害が拡大しないことを祈ります。