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Photo via VisualHunt.com

【後編】外国人移住者向けの防災情報

SPECIAL

2017/08/23

 

今回は外国人移住者向けの防災情報後編です。前編では、日本語が十分でない外国人の方に向けてのヘルプカードをご紹介しました。

 

◆各地域が行っている外国人向け防災訓練

東京都生活文化局では、外国人支援のための防災訓練を実施しています。この訓練は、都内在住の外国人に防災に関する知識と体験を伴いながら身につけていただき、災害への備えと心構えを呼びかける目的で実施しています。

 

また、同時に東京都防災(語学)ボランティアによるスキルアップや、関係諸機関と東京都との連携強化も訓練の目的としています。もしも、知人に外国人の方がいる方はぜひこういったイベントを紹介することで日本の災害についての関心を持ってもらうきっかけにもなりますし、日本災害への理解や防災意識向上に繋がります。災害が起きてからでは混乱を起き、周囲に頼ることも難しいです。あらかじめ理解しておいて頂くことでよりスムーズに避難が出来るようぜひ参加しておきたいですね。

 

参考: http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/chiiki_tabunka/tabunka/tabunkasuishin/0000000154.html

 

 

◆災害弱者にならないために

日本にいるからといって全員が日本語を使えるわけではありません。言葉の壁がネックとなり、助けてほしいのに伝わらず救済が遅れてしまうこともあります。そうしたことから見えてくるのはどれだけ自分の力で避難が出来るか、どれだけ災害に対しての知識や言語を知っているかが重要になってきます。

 

2011年に起きた東日本大震災で、災害時に外国人が必要とした情報は、地震情報や原子力発電所の事故情報が多く、水や食料がどこで買えるのか、計画停電の予定等の生活情報を求める相談もありました。小さい子どもを持つ外国人の母親からは、とくに放射能の影響を心配する声が多く、震災発生後困ったことを訊ねると、「情報」に関する意見が多数あり、情報不足が問題であったことがわかっています。

 

東日本大震災で外国人が経験した情報不足の実例として、「母国語の解説が無く、怖いニュース映像を見たため、とても不安になった」や「原発事故や放射能の専門用語が理解できなかった」、「説明書が日本語のため理解できず、友人に教えてもらうまで、1週間ガス栓が開けられなかった」、「買い占めの食料・水不足が理解できず対応が遅れた」、「計画停電のお知らせが読めず、エレベーターに閉じ込められた」、「日本語がよくわからず、インターネットを利用しないため、情報をうまく入手できなかった」などが報告されています。

 

参考: http://synodos.jp/fukkou/4179

 

 

ここまでの話で、とにかくいざという時の情報網が必要なことがわかりますね。そこで、英語で日本の情報をご覧いただけるサイトをいくつかピックアップしてご紹介させて頂きます。

 

「Japan Meteorological Agency」

気象情報が英語で見られます。

http://www.jma.go.jp/jma/indexe.html

 

「やさしい日本語」

やさしい日本語で災害についての知識が書かれています。

http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kokugo/EJ1a.htm 

 

「JapanToday: Japan News and Discussion」

日本に関するニュースが英語で見られます。 記事数も多く更新頻度も高めです。臨時更新されています。

https://japantoday.com/

 

 

災害時困っている外国人の方がいたら、こちらのサイトを紹介するとより情報源が増え、状況も伝わりやすくなります。いざというときには、助け合う精神を今から身に付けておきたいですね。

 

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