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2017/08/22
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防災情報は、すべての人に正確かつ迅速に伝えられ、正しく理解されていないといけません。しかし、日本語のわからない外国人が十分な情報を得られない「情報弱者」となり、実際の災害時に「災害弱者」となってさまざまな困難を余儀なくされる状況が発生しています。ここでは防災の重要性、および外国人への情報提供と防災意識を高めること、災害の時に知っておくと良い単語を掲載しているサイトを2回に分けてご紹介します。
◆災害時に役立つ!ヘルプカード
「ヘルプカード」とは… 日本語の理解が十分でない外国人に対し、災害・急病・怪我など緊急時の対応などを記載した定期券サイズのハンドマニュアルです。 緊急事態への対処方法、情報の入手方法、支援を求める際の会話集などをコンパクトにまとめ、4カ国語(日・英・中・韓)で併記しています。「じゃあこれがあれば大丈夫じゃない?解決!」と思うかもしれません。しかし実際のところ、ヘルプカードの存在を知らない方が多いのも現状です。
せっかく持っていてもヘルプカードに気づかず救助が遅くなったというケースは非常に多いです。災害が起きたときはどうしても他人のことまで考えることが難しいと思います。しかしあらかじめ存在を知っておくことで余裕がなくなっても対処できることがたくさんあります。それは日本人に限らず外国移住者も同じです。ヘルプカードの存在を知らなくても言葉の壁があっても、カードを見せて記入してもらうことでわかる情報やとれるコミュニケーションはたくさんあります。ぜひ「いざ」というときに手を差し伸べられるようなアイテムがあることを知って、持ち歩いて頂きたいです。
参考: http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/chiiki_tabunka/tabunka/tabunkasuishin/0000000144.html
出典: http://hitobou.com/goods/151215/index.html
東京生活文化局
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/chiiki_tabunka/tabunka/tabunkasuishin/0000000144.html
パーソナリティ×減災 個々人にとって必要な備えを探求しよう!
http://hitobou.com/goods/151215/index.html